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パワーデバイスを高速に動かす!(太陽誘電㈱の協力)

~可変容量コンデンサを用いたパワーデバイスの共振形ゲート駆動技術~



スイッチング電源では,半導体でできたスイッチ素子を1秒間に100万回以上高速にオン・オフさせています.このスイッチ素子には,これまでシリコンでできた半導体が用いられてきたのですが,近年,ガリウムひ素(GaN)でできた次世代のスイッチ素子が登場し,スイッチング電源の飛躍的な高性能化に期待が寄せられています.

 しかし,半導体スイッチ素子を1秒間に1億回以上の超高速でスイッチングしようとすると,回路内の理想的ではない特性の影響で誤動作が生じてしまう問題があります.

​ そこで,研究室では,無線通信用に使われている部品(チューナブルキャパシタ)を半導体スイッチ素子の駆動に活用することで,電源回路の高速駆動を実現する研究を行っています.

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