ドローンを無人化する！

～位置ずれがおこらないドーム型ワイヤレス充電方式～

　置くだけで充電できるワイヤレス充電は、iPhoneなどのスマートフォンでも利用できるようになりました。

　崇城大学西嶋研究室では、ドローンをワイヤレスで充電する研究しています。

　これまで、ワイヤレス充電は、充電器との位置がずれると、ちゃんと充電できない問題がありました。

　そこで、西嶋研究室では、ドーム型のワイヤレス充電器に、ドローンがカパッとはまる構造にしています。金属ごみがワイヤレス充電器に落ちて、IHクッキングヒーターの様に発熱することも防ぐことができます。

　ドローンは、近い将来、物流、農薬散布、警備、検査など様々な用途において運用されるようことになるでしょう。しかし、これまでは人が近くにいなければ、バッテリー交換やコンセントによる充電ができませんでした。

　ワイヤレス充電により無人化できれば、オフィスにいながら遠隔操作で農地やメガソーラーの点検ができるようになります。

　近い将来、観光地で、私たちの写真や動画を撮影してくれる自動運転ドローンが登場するかもしれません。空中からのダイナミックな構図で、インスタ映えする思い出の写真を撮影してくれたらいいと思いませんか？